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信長の野望
- 1983年
概要
シミュレーションゲーム史に輝く名作。光栄の名声を確立させた、記念碑的作品でもあります。
プレイヤーは織田信長となり、中部地方を中心とした17か国を統一するのが目的。単なるウォーシミュレーションではなく、国造りの要素も含まれているのが特徴。織田信長が主人公に選ばれたのは、全国統一を果たせなかったその無念をプレイヤーが晴らすという意味と、ユーザーからの要望によってだそうです。シブサワ・コウ氏のそれまでの作品はほとんど一人で作っていましたが、この作品で初めて分業制を取り入れたそうです。シナリオ作りだけでも3ヵ月費やしたということです。
それまでウォーシミュレーションの経験がほとんどなかった私は、初めはコマンドやパラメーターの多さに困惑してしまいましたが、次第に感じがつかめてゆき、いつの間にかやめられないゲームになっていました。後にシリーズ化され、ゲームも複雑に、巨大になっていきますが、スケール的にはこの初代版が最も適当な大きさではではないかと思います。
当初発売されたテープ版はカナ表示でしたが、ディスク版は漢字表示になりました。テープ版も、一部がマシン語化され、漢字表示になったヴァージョンが存在する可能性があるようですが、詳細不明です。
なお、FM版の移植作業を行なったのは、元スクウェア社長の鈴木尚氏だということです。
ストーリー
応仁の乱の後、自力で新しく権力を得た戦国大名たちは、各国に割拠し相互に攻め合い、世はまさに戦国の時代となった。1559年の冬が過ぎ、永禄3年(1560年)春、100年余にわたって続いた戦国の世にも、ようやく統一の兆しが表われはじめた……織田信長の出現である。
マニュアルより
タイトルデータ
- 読み/カナ
- ノブナガノヤボウ
- 読み/ローマ字
- nobunaga no yabou
- 欧文表記
- -
- パッケージ表記
- 信長の野望
- 画面表記
- 信長の野望
- 別表記
- -
- キャッチフレーズ
- シミュレーションウォーゲーム
詳細データ
エミュレーター動作
- XM7
- ○(正常動作)
- eFM7
- ?(未確認)
- EM7
- ○(正常動作)
- EM7 [FM TOWNS版]
- ○(正常動作)
備考
- 当初はカタカナ表示だったが、ディスク版はのちに漢字表示にアップグレードされた。漢字表示版はBASICリストに「1984/ 2/25」のスタンプがあるので、その頃に切り替わったと思われる。テープ版が漢字表示に切り替わったのかは不明。
関連ソフトウェア
-
- 信長の野望 全国版 [FM-7版]
- 光栄
- 1987年
-
- 信長の野望 全国版 [FM77AV版]
- 光栄
- 1987?年
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- 信長の野望 戦国群雄伝
- 光栄
- 1989年