- CATEGORY
- SOFTWARE
ポイボス Part1
脱出
- 1983年
概要
強大な軍事力を誇るクラーネ人に母星ポイボスを破壊されたポイボス人が新しい星を見つけるまでを、「ポイボス新創世記・第1部・脱出編」としてロールプレイングゲームにしたもの。キャラクターのグラフィックスは一切なく、マップ表示もオマケ程度のグラフィックスですが、なかなかよくできたゲームでした。
所々で出会う登場人物も様々で、このゲームの独特の雰囲気を作り上げています。守備配分、攻撃配分をメンバーごとに入力するシミュレーション風の戦闘も新鮮でした。
ストーリー
物語の舞台は、西部をクラーネ星、東部をプルトーン星が支配するケイオス星系である。
星系西部では、クラーネ星が、その絶大なる軍事力によって暴政の限りを尽くしていた。
この体勢に不満を持った西辺境星、ポイボスの人々は、次第に力を貯え、勢力を広げようとしていた。
ポイボスの台頭を恐れたクラーネ星のダーク大帝は大軍を送り込み、ポイボス星への全面攻撃を開始した。
しかし、ポイボスの強大な惑星バリアの前には、いかなる攻撃も無力であった。
そこで、ダーク大帝は当初ポイボスと友好関係にあったギルガム星をも抱き込みその高い技術力を利用して最終兵器HPL(Hybird-Photon-Laser)を開発した。
クラーネはポイボス星全土にHPLを放射した。HPLと惑星バリア、この強大なエネルギーの衝突は、新たに異常なエネルギーを生み、惑星ポイボスは、その瞬間宇宙から消滅した。
このとき、かろうじてポイボスを脱出した人々も、大部分はクラーネ人に捕えられ、奴隷として鎖につながれた。
クラーネ ジルダ=3収容所。
今、ひとりの老人が息を引き取ろうとしていた。老人―ポイボスの長老、ティタノア―は、ジョーグを呼びよせ、こう言った。
「ジョーグ、この宝玉を見よ。今は暗い色をしている。しかし、この宇宙のどこかにいるポイボス七聖人が揃った時、この宝玉は美しく輝く。ジョーグ、この宇宙には、どこかに新しいポイボスを再建できる星があるはずだ。その星の大地にこの宝玉を置け。宝玉は輝きを増し、大地も明るく輝く。行け、ジョーグ、輝ける大地、新たなるポイボスを目指して……。」言い終えると、ティタノアは静かに息を引きとった。
ジョーグ(あなた)は、クラーネ星を脱出し、この宇宙から七聖人の残り六人を見つけ出し、さらに第二のポイボスとなるべき星を見つけ出さねばならない。
ポイボス新創世紀、第一部は、ジョーグがクラーネ星を脱出するまでの物語。
ジョーグ一人では、決して脱出することはできません。ジョーグを信頼する仲間が必要となります。
また、クラーネ人の攻撃をかわせるだけの戦力も必要となります。
脱出の手掛りは、全てプログラムの中に隠されているのです。さあプログラムをRUNして下さい。
マニュアルより
タイトルデータ
- 読み/カナ
- ポイボスパート1 ダッシュツ
- 読み/ローマ字
- poibosu pâto 1 dassyutsu
- 欧文表記
- POIBOS PART I
- パッケージ表記
- ポイボス Part1
- 画面表記
- POIBOS
- 別表記
- -
- キャッチフレーズ
- 時代は今、ロールプレイング
詳細データ
エミュレーター動作
- XM7
- ○(正常動作)
- eFM7
- ?(未確認)
- EM7
- ?(未確認)
- EM7 [FM TOWNS版]
- ?(未確認)