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ロードランナー
- 1984年
概要
元はSmith氏がワシントン大学のコンピューターセンターのコンサルタントをしている間に、暇な時間を見つけて作ったそうです。その後VAX11-780に移植し、appleⅡ版はSmith氏の甥にせがまれて制作。当初のタイトルは「Miner」で、光線銃ではなく、つるはしでブロックを掘るという形でした。Brøderbundに送るもボツとなり、改良版を再び送って採用されたということです。
FM版はappleⅡ版と比べてブロック数が横2つ分、縦1つ分少なくなっており、それに付随して敵のアルゴリズムも変更されていると思われます。またソフトプロのオリジナル面もいくつか入っており、完全移植とはいえません。キャラクターやフォントのデザインもオリジナルに近付けてほしかったですね。
しかし、このゲームはとにかく面白かったです。シンプルで奥の深いゲームデザイン、150ものステージ数、さらにコンストラクションも用意されており、ほとんど文句のつけようがありません。FM版ということで、操作性が若干よくないのも悔やまれる点です。
このゲームが与えた影響は大きく、ファミコンはもちろん、アーケードにまで“逆移植”されるほどでした。また、100以上のステージ数、アクション+パズル、コンストラクションなど、このゲームの影響と思われる要素を持ったゲームが続出し、「スタコラCRASH」、「ファンキーモンキー」(PC-8801版のみ)といったそっくりゲームも少なからず登場しました。
ストーリー
ここは圧政で名高いバンゼル帝国の地下宝庫。極悪非道の国王が国民たちから取りたてた黄金が眠っている。国民たちは自由を奪われ、重い税金に苦しめられ、生きる希望もなくしている……。
そこに一人のヒーローが登場する。それが君だ。君は地下宝庫にしのびこみ、貧しい国民たちを救うために、隠された黄金をすべて奪い返さなくてはならない。
しかしこの地下宝庫は入りくんだ迷路になっていて、残酷な番兵どもが厳重に宝庫の見張りをしているという。はしごやバー伝いにしか行けないところや、あるいは壁の中にまで黄金は隠されている。
君にあるのはきたえぬかれた素早い足と、一瞬にして床を掘るレーザードリルだけだ。
確かに戦いは苦しい。けれど外では国民たちが君に最後の希望を託しているのだ。
さあ走れ! 走れ! すべての黄金を奪い返せ! 君は栄光のロードランナー。帝国の全国民が君の帰還を待っている.……。
マニュアルより
タイトルデータ
- 読み/カナ
- ロードランナー
- 読み/ローマ字
- rôdo rannâ
- 欧文表記
- LODE RUNNER
- パッケージ表記
- Lode Runner
- 画面表記
- Lode Runner
- 別表記
- -
- キャッチフレーズ
- 駆けぬけろ!驚異の150シーン
詳細データ
- 発売ブランド
- -
- 開発元
- ?
- 開発協力
- -
- ライセンス元
- Brøderbund Software
- 発表形態
- 市販
- 発表年月日
- 1984年11月
- 対応機種
- FM-8
- FM-7
- NEW7
- FM-77
- 77L4
- 77L2
- 77AV
- AV40
- AV20
- 40EX
- 20EX
- 40SX
- メディア
- TAPE
- 5.25D
- 3.5D
- 3.5DD
- 8D
- ROM
- BUB
- ジャンル
- ジャンル/サブ
- タグ
- -
- オリジナル機種
- appleⅡ
- 移植者
- 阪井末幸
- プレイ人数
- -
- 使用スクリーンモード
- 640×200 8色
- 使用音源
- PSG
- ジョイスティック
- -
- マウス
- -
- プリンター
- ?
- 必要システム
- -
- 必要機器
- -
エミュレーター動作
- XM7
- ○(正常動作)
- eFM7
- ?(未確認)
- EM7
- ○(正常動作)
- EM7 [FM TOWNS版]
- ○(正常動作)
関連ソフトウェア
-
- チャンピオンシップ ロードランナー
- ソフトプロ
- 1985年
-
- 労働狂
- フリーポート
- 1985年