- CATEGORY
- SOFTWARE
ウィザードリィ#4
THE RETURN OF WERDNA
- 1989年
概要
「Wizardry」のフォースシナリオです。『ログイン』に第一報が掲載されてから3年近く経ってようやくappleⅡ版が発売。FM版はそれから2年近くかかって発売されました。オリジナルはWoodhead氏がPC-9801で制作したということです。
プレイヤーが演じるのは、ファーストシナリオの敵役だったWerdna。モンスターたちを召喚して配下とし、ダンジョンの奥深くから地上を目指して進んでゆくというもの。プレイヤーが復活したWerdnaになるというアイディアは、「Time Zone」や「Ultima Ⅳ」のシナリオにも参加したというRoe Adams氏が持ちかけたらしいです。
“For Expert Players Only”というだけあって、とにかく難しく、手間のかかるゲームです。たとえば迷宮ですが、地下4階の複雑さは尋常ではありませんし、地下3~1階の「コズミックキューブ」はそれぞれのフロアーが絡み合っているという構造で、マッピングする気も失せてしまうほどです。それに追い討ちをかけるように敵が強く、TILTOWAITとLITOKANを同時にかけてきたりするので、プレイ中はリセットの嵐でした。さらにアイテムの使い方が煩雑です。個数制限がある上に、その場所を通過するのに必要だったり、他のアイテムと交換したり、まるでパズルを解くように使いこなさなくてはなりません。
今作はディスク3枚組みになりましたが、プレイ中にディスクの入れ替えが頻繁にあり、かなり煩わしいです。それというのもドライヴを1台しか使っていないからで、2台目のドライヴも使ってくれれば進行はスムーズになったでしょう。ディスクアクセスの多さゆえのスピードの遅さも相変わらずでした。
タイトルデータ
- 読み/カナ
- ウィザードリィ4 ザリターンオブワードナ
- 読み/ローマ字
- wizâdorii 4 za ritân obu wâdona
- 欧文表記
- WIZARDRY THE FOURTH SCENARIO
- パッケージ表記
- THE RETURN OF WERDNA
- 画面表記
- Wizardry
- 別表記
- -
- キャッチフレーズ
- -
詳細データ
エミュレーター動作
- XM7
- ○(正常動作)
- eFM7
- ?(未確認)
- EM7
- ?(未確認)
- EM7 [FM TOWNS版]
- ?(未確認)