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ウィザードリィ#1
PROVING GROUNDS OF THE MAD OVERLORD!
- 1985年
徹底研究/ウィザードリィ#1~WIZPLUS for FM
「Wizardry」のキャラクターを自由にエディットできるユーティリティープログラムです。
appleⅡには、キャラクターデータをエディットできる「WIZPLUS」(Datamost社製)というソフトウェアがあるらしいですが、それからタイトルをもらいました。また動作画面は、「Wizardry」の制作に実際に使われた「WIZARDRY MONSTER RECORD EDITOR」(『ログイン』1987年2月号で紹介)に似せてみました。
本ソフトウェアについて
- FーBASIC上で動作します。実機、またはエミュレーターでお使いください。
- F-BASIC V3.0以降なら動作すると思いますが、キャラクター名に仮名を使っている場合、漢字BASIC以外だと名前が正常に表示されません。推奨はV3.4の400ラインです。
- データの書き換えはバックアップを取ってから行なうようにしてください。
- 本ソフトウェアによってディスクのデータが破損しても責任は負えませんので、あらかじめご了承ください。
- 対象となる「Wizardry」は、ファーストシナリオ「PROVING GROUNDS OF THE MAD OVERLORD!」のFM-7版です。
使用方法
- 本ディスクイメージにはDISK BASICは入っていませんので、BASICを起動して
RUN"STARTUP"
で実行してください。何度も利用する場合は、DISK BASIC入りのディスクを用意し、本プログラムをコピーして使うほうが便利でしょう。 - タイトル画面が出たらドライブ1に「Wizardry」のデュプリケイトディスクをマウントし、RETURNキーを押してください。キャラクターデータをディスクからメモリー上に読み込みますので、しばらくお待ちください。
- 読み込みが終了するとタイトル画面に戻ります。エディットしたいキャラクターのナンバーを入力すると、エディット画面に移行します。キャラクターナンバーは、Lを入力するとリスト表示されますので、参照してください。
- エディット画面に入るとキャラクターのデータが表示され、対応するアルファベットのキーを押す(大文字で行なってください)ことによって各データの書き換えが可能になります。
- 種族、クラス、ステータス、属性は数値で入力します。数値との対応については、こちらを参照してください。
キャラクターデータ解析 - アイテムも同様に数値で入力します。こちらを参照して行なってください。
アイテムナンバー - アイテムは8つ分続けて入力しますが、RETURNのみを押すとそこまでとなります。なおエディットしたアイテムは、識別済み・未装備の状態になります。
- スペルの残り数は、カーソルキーでカーソルを動かし、数値を入力します。ESCキーで確定です。
- 使用可能スペル(SPELL BOOK)のエディットは、別画面で行ないます。全スペルが表示されますが、黄色で表示されているのが使用可能スペルです。カーソルキーでカーソルを動かし、スペースキーで使用可/不可を切り換えます。ESCキーで確定です。
- エディットが終了したら、必ずPF1キーを押してください。PF1を押さずにESCキーで抜けた場合、エディットしたものはすべて無効になります。逆にいうと、エディットしたものをキャンセルしたい場合は、PF1を押さずにESCで抜ければよいということになります。
- さらに、この時点(PF1押下時)ではまだメモリー上に書き込まれただけです。デュプリケイトディスクを書き換えるには、タイトル画面でSキーを押してください。メモリーへの書き込みは1キャラクターずつ行ないますが、デュプリケイトディスクの書き換えは全キャラクター分を一度に行ないます。
その他
- 同じ「Wizardry」でも、3.5インチ版と5インチ版ではキャラクターデータが書き込まれている位置が異なっているらしいです(未確認)。本ソフトは3.5インチ版を元に作成しましたが、5インチ版をお使いの方でうまく動かないという場合は、210行のSC(セクター)の数値を書き換えて(14か15?)試してみてください。