2019年3月7日にOh!FM-7を更新しました。
更新情報はこちらです。
今回、ハドソンソフトのソフトを2本新規追加しました。「爆弾男 Ver2.0」と「来なさい!」です。
いずれもオークションサイトに出品されていたため、FM-7版の存在が確認できました。
「来なさい!」は当初は発売済みとして掲載していたのですが、2001年の更新で未発売に変更し、現在に至っていました。2017年9月にアップした本ブログで『ほかにも「来なさい!」と「バイオテック」を未発売作としていますが、これも将来訂正することになるかもしれません』と書きましたが、それが現実となったわけです。
もうひとつの「爆弾男 Ver2.0」は、今回初めて存在を知りました。「爆弾男」はハドソンの有名作として知られていますが、「Ver.2.0」があったとは思いもしませんでした。たとえば、改良やバグの修正などで新ヴァージョンをリリースするケースはありますが(「ポイボス Part I」やPC-8801版「ドラゴンスレイヤー」など)、こちらはパッケージに「Ver2.0」とはっきり記され、製品コードもLA-1023→LA-1064と変わっていて、完全に別のソフトという扱いになっています。「爆弾男」にはほかに「三次元ボンバーマン」という作品もありますが、これとはまた違うソフトであろうと思われます。
ただ肝心の中身については、前作からどのように変わったのか、まったくわかりません。「爆弾男」はいくつかの機種で発売されていましたが、「Ver2.0」が発売されていたという機種の情報は少なくともネット上では見当たりませんし……。この時代のハドソンは、いろいろと謎が多いですね。
パッケージ画像では、Wings様より何点か画像をご提供いただきました。エニックスのソフトが4点含まれていて、これでエニックスでパッケージ画像が未掲載なのは「ドア・ドアmkII」のみとなりました。ここまで来たら、なんとかコンプリートさせたいですね。
スクリーンショットでは、「プログラムポシェット」と「マイコン・ゲームランド」の掲載作をいくつか追加しました。
いずれも、「Program List OCR」を利用した打ち込みの成果ですが、今年1月にリリースされた1.3.0を試してみたところ、認識率がかなり上がっており、作業がさらに楽になりました。「マイコン・ゲームランド」掲載のプログラムリストは、1.2.0までのヴァージョンではいくらか苦手にしていた字体のもの(下部画像参照)なのですが、1.3.0ではスラッシュなしのゼロでもO(オー)とほぼ区別されるなど、認識ミスが格段に減っていました。この字体が克服できたとなると、FM-7用リストのほぼすべてを高い精度で認識できるようになったといえると思います。
それでも、BASICの場合は1行ずつチェックしなければならないのでそれなりに大変ではありますが、打ち込み作業がはかどるのは間違いないでしょう。
なお、今回の更新でエミュレーター関連のコンテンツ(http://fm-7.com/emulator/以下)を削除させていただきました。
多忙で更新作業になかなか時間を割けないため少しでも作業量を減らしたいとの、たけがみりう氏からXM7dashのリンクを削除してほしいと要請されていましたので、このような形を採らせていただきました。何卒ご了承ください。
なお、掲載していたコンテンツの情報を利用されたい方は、Internet Archiveをご参照ください。
また、同様の理由でインフォメーション(http://fm-7.com/information/)も削除、フォーラムを書き込み停止とさせていただきました。